タカヤス
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宝石よもやま話
  エメラルドについてのお話
緑色の宝石エメラルドは最古の歴史を誇る宝石です。古代バビロンの時代から人々は緑の光に超自然力を感じ崇拝してきました。キリストの聖杯はエメラルドだった、マホメットが祝福したエメラルドの箱には魔力があるなど、様々な伝説に包まれています。エジプトの女王クレオパトラをはじめ、聖書に出てくるソロモン王や、皇帝ネロをとりこにしたと伝えられています。エメラルドの緑色は、時代を超えて多くの人を魅了し続けてきました。また、緑の輝きは目の疲れを癒すと言われています。バビロンでは眼病治しの呪術に使われ、古代ローマでは神像の目にはめ込まれるなど、常に目と関わりを持ってきました。
トラピッチェ鉱物学的にはエメラルドは7.5〜8の硬度を持つベリリューム、アルミニューム、ケイ酸塩です。青いアクアマリン、青白いピンクモルガナイトと青白い緑のベリルのようにエメラルドもベリルの仲間です。純粋なベリルは無色でエメラルドが形成されるプロセスで、ほんのわずかな成分が加わった時にのみ色が出ます。産出される場所によってエメラルドの色は異なりコロンビア産のエメラルドは、その良質なすばらしい緑色によって他の産地のものと区別されます。またコロンビア産の中に稀に見られる珍しい模様のトラピッチェエメラルドがあります。中心部分から放射線状に6個のエメラルド結晶が伸びていると想像されるのですが、今もトラピッチェ独特の模様が作られていく結晶の生成過程が完全に解明されておらず神秘の宝石です。 スペイン語で『砂糖きびの絞り機』の言葉に由来する『トラピッチェエメラルド』は、歯車に似た独特の模様が特徴です。(私には瞳孔のように見えるんですけど)とにかく流通数が少なく関係者でも宝石名を知らない程です。
<エメラルドの取り扱い方>
エメラルドエメラルドの硬度は7.5〜8です。ルビーやサファイヤほど硬くはありませんが、比較的硬い宝石です。しかし結晶の性質上、一定方向からの衝撃に極端に弱いため、ぶつけたりしないように注意しましょう。硬度はあるが強度がない宝石なんです。保管にも注意が必要で、保管する際は柔らかい布などでエメラルドの部分をよく包んでおくことが大切です。また、高熱にも弱いため調理をするときは外すのが賢明です。
更新日:2006年10月16日
  真珠の種類についてのお話
<あこや真珠(和珠)>
最も代表的な真珠で、「真珠」と聞いてみなさんが頭に思い浮かべるのも、おそらくこのあこや真珠でしょう。我国で養殖されるほとんどの真珠があこや真珠です。母貝自体が手のひらくらいの大きさなので真珠もそれほど大きくありません(約2ミリ〜約10ミリ)。一般的なネックレスは、ほとんどあこや真珠を使用しています。
<黒蝶真珠(黒真珠)>
南洋産(タヒチが代表的)の黒蝶貝(くろちょうがい)から生まれる黒、もしくは深い緑、深いグレーなどの真珠です。深い緑に赤みがかった反射のある「ピーコックグリーン」と呼ばれる色目をしたものが高く評価されます。
<南洋真珠>
最大の真珠貝である白蝶貝(しろちょうがい)から採れる真珠です。きれいな銀白色をしており、直径15ミリくらいまで育つものもありますが、照りの良い美しい銀白色の大珠は貴重です。
<マベ真珠>
マベ貝から採れる半球形の真珠で、独特の美しいレインボーカラーの輝きを放ちます。また、養殖技術の向上で、半球形に加え、球形のものも少量ながら採れます。
<淡水真珠>
主にイケチョウ貝という大型の二枚貝から採れる真珠で、我国では琵琶湖などで養殖されますが、多くは中国から輸入されています。一般的に楕円形のものが多く、天然に出る色がホワイトはもちろん、オレンジ、ワイン等と豊富です。最近は養殖技術の向上で、中には一見あこや真珠と見まちがうほどの真円で大粒のものもあります。
<ケシ真珠>
真珠母貝の生殖巣の中にでき、ケシ粒のように小さく、人工核を持たない小粒真珠です。養殖期間中に母貝が小石等の異物を体内に取り込み、それが芯(核のような役割)となって形成されます。形は楕円形や小石のようないびつなものもあります。
真珠取り扱い方の注意点
1. 硬い宝石や貴金属と一緒に保管しない。真珠の表面は鉱物のように硬くはありません。硬いものとこすり合わせると表面に擦り傷が入り、照り(光沢)がなくなってしまいます。
2. 水仕事の際はできるだけはずす。洗剤などはもちろんですが、水に浸けるのも真珠にはあまり良くありません。特に指輪などは水に触れる時には、なるべくはずしましょう。
3. 果物や酢の物を食べる時には汁がつかないように。真珠は酸に弱いので、果物の汁や酢などは大敵です。つかないように気をつけましょう。また、万一ついてしまったときにはすぐに乾いた柔らかい布などでふき取ってください。放っておくと変色してしまいます。
4. 化粧品や香水なども変色や光沢がなくなる原因となるのでつかないように気をつけましょう。
5. 真珠は光にも強くありません。直射日光はもちろん、蛍光灯の照明でもあまり長時間当たっていると褪色してしまいます。ケースなどに入れ、光が当たらないように保管しましょう。
※以上のようなことに気を付けて、さらに「使った後は乾いた柔らかい布で拭く」ことを心がけてください。真珠には汗も良くありません。ネックレスの場合、特に首の後ろ側にあたる部分は汗が付着しやすいので念入りに拭いてください。真珠の特質を知った上で、大切にお取り扱いいただけば、ずっと最初の輝きを維持する事ができます。また、ネックレスは使用頻度にかかわらず、3年に一度の糸替えをお勧めします。糸は時間が経つと劣化して切れやすくなりますので定期的な糸替えをお勧めいたします。
宝石のタカヤスではお手持ちのネックレスの糸替えもお引き受けしておりますので、お気軽にご相談下さい。
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更新日:2006年9月16日
  ダイヤモンドについて
photoダイヤモンドの主な産地は南アフリカ、ブラジル、オーストラリア、コンゴ、ボツワナ、ロシア、カナダで、産出量が多いのはオーストラリア、コンゴ、ボツワナ、ロシア、カナダです。品質のすぐれたものは、歴史的には現在までボツワナなどアフリカ大陸からの産出のものが多く、最近ではカナダからの産出されたものが注目を浴びています。ダイヤモンドの品質は、しばしば4Cとして説明されます。すなわち、カラット(Carat)、色(Color)、カット(Cut)、透明度(Clarity)の頭文字を取ったもので、ダイヤモンドの特徴を確認するのに役立つ要素です。なお、ダイヤモンドの評価基準である4Cとはあくまでも58面体のラウンドブリリアントカットに対する国際基準。
*カラー D E F ・・・Zという記号で表わされていますが、これは無色から黄色味の程度を表示したものです。またダイヤモンドには無色以外に、ファンシー・カラー・ダイヤモンドがあります。
*クラリティ 内包物(インクルージョン)や外部の状態を記号で表わします。またその種類、場所、性質がダイヤモンドの耐久性や美しさに影響するため品質判定の大切なポイントとなります。
*カット カットは形(シェイプ)、面の取り方、輪郭、プロポーション、仕上げという5つの側面を持っています。形と面の取り方は、研磨をする人たちの判断によって原石の特徴を生かした最適なものにされます。輪郭、プロポーション、仕上げはカットの善し悪しの要素でダイヤモンドの美しさを左右します。
*カラット 1カラット=0.2グラムという質量(重さ)の単位ですが、宝石の大きさを表わす目安として使われています。
<取扱い方>
photoダイヤモンドは油になじみやすい性質があります。化粧品などの油分が表面に付着することにより輝きが鈍くなった時には柔らかい布で拭き取るか、台所用の洗剤を数滴たらした水中で軽く振り洗いして水道水で洗い流しても輝きは戻ります。モース硬度10のダイヤモンドは最高の硬さを誇り、大変丈夫ですが、ダイヤモンド同士はお互いに傷つけ合う事があります。もちろん宝石箱の中で他の宝石がダイヤモンドに触れないように整理して保管するようにしましょう。
美しいダイヤモンドとは、透明性が高く、輝き、きらめきが優れたものです。ダイヤモンドを選ぶときは先ずその美しい輝きを確かめて下さい。
更新日:2006年8月28日
  宝飾品に使われている貴金属について
<プラチナ>
photoプラチナは、酸・アルカリに強く、温泉に入っても変色や変質しないので気軽に身につけられます。汚れが目立ってきたら中性洗剤をぬるま湯で薄めて、毛先の柔らかい歯ブラシで表面と裏面の汚れを洗い落とし、良くすすいでから柔らかい布で拭きましょう。永い期間の使用により表面の傷が気になるようでしたら、新品仕上げという加工で、最初の輝きが戻ります。日本においては、プラチナの純度が85%以上の製品について"プラチナジュエリー"という呼称を使用する事が出来ます。純度は1000分率であらわされ、"Pt850"(純度85%の場合)と表示されます。例えば、"Pt200"という表示はプラチナの純度は20%(使用素材のうち20%がプラチナ)でこの場合この商品は、"プラチナジュエリー"という呼称は使用できません。
<ホワイトゴールド>
photo純金(K24)を全重量に対し、純度1,000(100%)とします。K18とは750(75%)の純金と250(25%)他の金属と混ぜ合わせた物の事をいいます。通常の金色の物は銅を混ぜた物です。白い色のゴールドは銀とパラジュウム等、白い色をした物を混ぜます。これが18金ホワイトゴールド(K18WG)です。白い色をしていますがプラチナとは別のものです。昔はニッケルを混ぜていましたが現在日本ではPL法が施行されてから、かぶれの原因となるニッケルは使っていませんが東南アジア製のものは18Kと刻印がしてあっても(日本はK18と刻印)品質はそれ以下の物が多くホワイトゴールド(WG)にはニッケルを使用した物がほとんどで、金を使ってない物もありますので気をつけて下さい。
<イエローゴールド>
photoごく一般的な金色のゴールドです。ゴールドは純度が高いほど柔らかくて傷が付きやすく変形しやすいので純金(K24)に銅と銀をほぼ同じ割合で混ぜ合わせた18金(K18)が強度と美しさを備え宝飾品の加工に適しています。汚れが付いたままですと表面が赤茶けた色になることがありますので、使用した後は柔らかい布で表面の汚れを拭き取ってから保管する事をお勧めします。表面だけの変色ですから、柔らかい布で拭けば元の金色に戻ります。銀と銅の割合のうち銅を多くし、さらに微量の亜鉛を混ぜてピンク色を出したピンクゴールドは肌色に近い柔らかい色合いで、最近とても人気がありますが通常の18金よりも硬く、加工の際に割れやすいためサイズ直しなどか難しくなります。
更新日:2006年5月29日
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